J.T.S(Journey through the stars),ジャーニースルーザスターズ
シルバーアクセサリーが モットーです。
主に
インディアンジュエリー
スカルモチーフアクセサリー
スカルリング
スカルペンダント
シルバー製ミニチュアガン等
を作っています。
【金属アレルギーについて】
現代の日本人の3人に1人は何かしらのアレルギー的な症状を持っていると言われます。
花粉やホコリに始まりダニやネコ、卵や小麦等のアレルギーの存在が広く知られていますが、
金属アレルギーもそのひとつです。
金属アレルギーの代表的な症状としては、金属製品が触れた部分に起こる接触性皮膚炎です。
通常、人間の皮膚は金属に触れてもアレルギー反応を起こしません。
ところが、汗や唾液などで金属が溶けてできた金属イオンが体内に侵入し、
皮膚のたんぱく質と結合すると、それを体が異物とみなし、拒絶反応を起こすのがアレルギー反応です。
特に汗をかきやすい夏は肌の表面で金属がイオン化しやすく症状が出る人の多い傾向があります。
原因になりやすい金属はイオン化して溶け出しやすい金属です。
逆に安全なのはイオン化しにくく溶けにくい貴金属だと考えられ並べると以下の様になります。
水銀>ニッケル>コバルト>スズ>パラジウム>クロム>亜鉛>銅>銀>プラチナ>亜鉛>金>チタン
アクセサリーに使われる金属としてニッケル、コバルト、クロム、などがアレルギーを起こしやすく、
シルバー・ゴールド・プラチナ等のいわゆる貴金属は、
食器や歯科用の義歯などにも使われる比較的金属アレルギーにはなりにくい金属です。
しかしアクセサリーとして加工されている貴金属は、
加工しやすさや硬度を保つ理由から他の金属が混ぜている合金である為、
それに反応しアレルギーを起こす事があります。
例えばシルバー925の場合は割り金の主成分に銅を使用しているので、
銅アレルギーのある人は注意が必要です。
厚労省調査による、皮膚炎(アレルギー)になった患者が身につけていた装飾品を調べたところ、
ニッケル、コバルト、クロムの3種類の金属がアレルギーの主な原因になっていたこと報告されています。
また身につけていた装飾品が原因で皮膚炎を起こした人について調べたところ、
ネックレス(16%)、ベルトのバックル(9%)、ピアス(8%)の順になったそうです。
装飾品の他身につける金属としてメガネの金属フレームや歯科治療にも
これらの金属が使われる事があります。
アレルギーには体質、年齢、などによる個人差が大きく、体調の影響も受けます。
また症状も複雑で、症状の発現過程に個人差があります
シルバー・ゴールド・プラチナ等比較的アレルギーの起こりにくい金属でも
アレルギーを起こす人も少数ですが報告されています。
チタン製アクセサリーも見かける事が多くなり、アレルギーになりにくい金属で、
人工関節や人工歯根の材料等、体内に埋め込む医療用具にも使用されますが
チタンアレルギーもつ人も少数ですが報告されています。
症状が出た場合は直ちに使用を中止して症状は酷い場合は専門医の受診を受けてください。
【ニッケル】
ニッケルはアレルギー反応を起こしやすい金属です。
銀は単体で使用される事が少なく基本的に合金で使用されます。
銀にアレルギー性の高いニッケルが含まれているとアレルギーが起こりやすくなります。
海外の安価なアクセサリーには、価格を下げる為に銀の割合を下げて代わりに
銀の色に似た他の安価なニッケル等を混ぜる事も稀にあります。
またニッケルはアクセサリーに使われるメテオライト(隕石)の主成分であり、
50円玉、100円玉、500円玉にも使用されています。
食べ物のココナッツ・チョコレート・きなこ・大豆・青のり・くるみ・落花生・カシューナッツ・
グリンピース・タケノコ・しそ・ナメコ・昆布・ひじき・お茶類などに含まれます。
【コバルト】
コバルトはイオン化したときの構造がニッケルに似ている為、
ニッケルに次いで金属アレルギーを起こしやすいと金属と言われています。
その反面コバルトは人体に必要なミネラルの一種でもあります。
多すぎも少なすぎもいけないという事ですね。
コバルトはリチウム電池、ガラス、陶磁器の青色、磁石、等の製品に使用されビタミンB12に含まれます。
コバルトを含む食べ物は干しわらび・青のり・干しひじき・ココアなどです。
【ステンレス】
ステンレスはステン(=サビ、汚れ)+レス(=無し)というその名の通り、
錆びにくく丈夫な素材です。ネジやカトラリー、時計や指輪にも使われます。
ステンレスは鉄に、ニッケルやクロムを加えて作られます。
「鉄+クロム」「鉄+クロム+ニッケル」「鉄+クロム+ニッケル+モリブデン」など、
用途によって様々な種類が作り分けられます。
金属アレルギーが起きにくい金属と言われていますが、
ニッケルの含有量が高いとアレルギーになる事があります。
サージカル(=医療用)ステンレスと呼ばれる、金属アレルギーの危険性が低いというステンレスがあり、
ニッケルの 含有量が少ないステンレスになりますが、
ニッケルの量について明確な数値基準はなく商品に使用されるニッケルの量に差があり
名前だけで鵜呑みにできないのが現状です。
【クロム】
クロムには3価(Cr3+)と6価(Cr6+)があり、アレルギー性のクロム皮膚炎を起こすのは、
6価クロムです。クロムメッキやクロム合金で汗に溶け出すのは3価クロムのため、
通常皮膚炎はになりません。
革製品は、なめしの過程で6価クロムを使用することがあり、
時計のバンドや皮手袋など、汗をかく部分と接触する場合、湿疹を起こすことがあります。
【金属アレルギー持つ人がアクセサリーをするには】
◆アレルギー防止剤 ジュエリーシールド(Jewelry Shield )
アレルギー反応を起こり難くする塗布剤です。
◆幅1.9mm あずき サージカル ステンレス チェーン 長さ40cm~60cm
(収納ポーチ シルバー磨き用布セット)
アレルギー反応が起こりにくいスレンレス製のチェーンです。